1歳になると、赤ちゃんは目に見えて成長します。歩いたり、言葉を話したり、様々なことに興味を持ち始めたり。そんな吸収力抜群の時期に、知育玩具で遊ばせると、子供の可能性をぐんと伸ばすことができるんです。
でも、1歳児向けの知育玩具って、あまりにも種類が多くて選び方に迷ってしまいますよね。「うちの子に何が必要かな?」「長く遊んでくれるかな?」そんな不安を抱えているパパやママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、1歳児の成長発達の特徴をおさえつつ、知育玩具の選び方のポイントを徹底解説!人気ランキングTOP10もご紹介します。
最後まで読めば、我が子に合った知育玩具が必ず見つかるはず。1歳という大切な時期の子育てが、もっと楽しくなりますように。さっそく中身を見ていきましょう!
1歳になるとこどもは驚くようなスピードで成長しますよね!今回は1歳にぴったりの知育玩具をご紹介!
田中 志保
30代女性/5歳と2歳の女の子ママ
上の子は年少さん、下の子はまだオムツ時代。
平日は夫の協力を得ながら、休日はほぼワンオペで子育てと家事をこなしています。
子育ての悩みや工夫、我が家のお気に入りアイテムに注目!
「1歳に合った知育玩具を見つけるコツは?」1歳児ママの体験談
こんにちは。5歳と2歳の子供を育てる主婦ブロガーの田中志保です。今回は、1歳児に合った知育玩具を選ぶコツについてお話ししたいと思います。
成長の差が大きい時期!発達に合わせた玩具選びが大切
1歳という時期は、個人差が大きいのが特徴です。早い子は9ヶ月頃から歩き始める一方、1歳を過ぎても「這うのが好き」という子もいます。言葉の発達にもかなりのバラツキがあり、発語の早い子もいれば理解語のみの子もいます。
私の長女は生後10ヶ月で歩き始め、1歳の誕生日には数語発語していましたが、次女は這うのが大好きで1歳半まで歩かず、初語は1歳3ヶ月でした。同じ家庭でも、こんなに違うのです。
だからこそ、1歳児への知育玩具選びでは「うちの子の発達に今合っているか」を見極めることが何より大切だと私は思います。じっくり観察して、今興味を持てそうな玩具を選ぶのがポイントですね。
飽きずに長く遊べるもの、創造力を育むものを選ぶのがポイント
とは言え、1歳児の興味はコロコロ変わります。「これを買ったら長く遊んでくれそう」と思っても、1週間と持たないことも…。できるだけ飽きにくい「変化球」のある玩具を選ぶのが賢明です。
積み木やブロックは古典的ですが、積む・崩す・並べるなど色々な遊び方ができて、創造力の基礎を育む知育玩具の定番。形はめも、パズルの簡単版として発展性があります。
1歳の子の「遊び相手」になれる、子供の興味に合わせて提案できる知育玩具を選んであげると、遊びの幅がぐんと広がりますよ。それでは次は、具体的な選び方のコツを交えながら、おすすめの知育玩具をランキング形式でご紹介していきます!
1歳におすすめの知育玩具 人気ランキングTOP10!
それでは、1歳児に人気の知育玩具を、ランキング形式でご紹介します!発達に合わせた選び方のポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
第1位:ボーネルンド オーボール
ランキング1位は、やわらかいのに転がる不思議なボール「オーボール」。歯がため機能もあるので、歯の生え始める1歳前後の赤ちゃんにぴったりの知育玩具です。
私の子供たちもお気に入りで、「これ、なんでこんな形なの〜不思議!」と言いながら、握ったり噛んだり、投げたり追いかけたり…と大興奮。指先の発達と一緒に、ハイハイや歩行の練習にもなるすぐれものです。
第2位:ベビーアインシュタイン ベンチャーウォーカー
続いては、手押し車としてもアクティビティセンターとしても使える「ベンチャーウォーカー」が2位にランクイン。音楽やライト、鏡など赤ちゃんの興味を引く仕掛けがいっぱいです。
つかまり立ちを始める頃の知育玩具として人気ですが、歩き始めてからもハンドルを持って歩く練習ができるので、1歳児の運動能力をしっかり伸ばしてくれます。耐久性も高いので、末っ子まで長く使えるのが嬉しいですね。
第3位:ピープル ピタゴラスBASIC
ランキング3位は、1歳から遊べる大定番の知育玩具「ピタゴラスBASIC」。シンプルな形のピースを、自分の手でくっつけたりはがしたりしながら、立体的な造形あそびを楽しめます。
最初は平面的なものを作るのがやっとですが、慣れてくると、自分なりのアイデアで「これはお家!」「これはロボット!」などと次々に作品を生み出すように。想像力の芽生えを感じられる瞬間は、とてもワクワクしますよ。
第4位:バンボ ベビーシッター
4位は、座る・立つ・遊ぶが同時にできる欧州生まれの「ベビーシッター」。医師と協力して人間工学に基づき設計された椅子型の知育玩具です。
生後6ヶ月から使え、お座りの練習に。つかまり立ちの時期は、シッターにつかまって立ち上がる練習に。テーブル付きなので、座って遊ぶこともできるので1歳前後まで長く活躍します。体の発達に合わせてあそびが広がるのが特長ですね。
第5位:ボーネルンド マグネットブロック
続いては、身体全体を使って遊べる大型遊具「マグネットブロック」が第5位。
カチっと瞬時にくっつき、平面と立体を行き来しながらスピーディーな組み立てを体験できるブロック「マグ・フォーマー」を製造、アジアやヨーロッパ、アメリカをはじめ各国で販売しています。
組み立て遊びだけではなく、かたちやかずの学びにも応用できることから、世界中の教育現場でも導入され、新しいあそび方やセットの開発が日々行われています。
第6位:フィッシャープライス バイリンガル・ラーニングボックス
6位にランクインしたのは、日本語と英語の2カ国語で遊べる「バイリンガル・ラーニングボックス」。色形認識、数、動物、果物など、1歳児に必要な基本概念が自然と学べる知育玩具です。
特に私のお気に入りは、本のページをめくるとABCの歌が流れるしかけ。「A」の形をなぞると「A is for Apple」と発音してくれるので、遊びながら英語の基礎も自然と身につきます。「えいごであそぼ」と言いながら遊ぶのが日課になっています。
第7位:ボーネルンド ベビーシロフォン
7位は、音の出る玩具の定番「ベビーシロフォン」。1歳児の指先の発達を促すだけでなく、音階トレーニングにもなる一石二鳥の知育玩具です。
カラフルな8色の鍵盤を、専用のスティックで「コンコン」と叩いて音階を奏でます。「ドはどれかな?」「レはどの色?」などクイズ形式で遊ぶと、音感と色彩感覚が自然と身につきます。お子さんの興味関心に合わせて、いろいろなアプローチで遊べるのがいいですね。
第8位:トイローヤル マグネット式知育玩具
8位は、マグネットの力で簡単に組み立てられるブロック玩具。1歳前後の子供でも、カチッとくっつく感覚を楽しみながらさまざまな形を作れるのが特長です。
ピースには、数字やアルファベット、動物などのデザインが施されています。遊びを通じて、言葉や数字、色などの基本概念に自然と触れられるのも嬉しいポイント。マグネットの不思議な力に興味津々の様子は、知的好奇心の表れだと感じます。
第9位:Ed・Inter 森のあそび道具シリーズ シロフォンカー
ランキング9位は、車のおもちゃとシロフォンが一体化した「シロフォンカー」。1歳児の大好きな「車」と「音の出るオモチャ」が融合した画期的な知育玩具と言えます。
本体は木でできており、鍵盤を転がすと音階に合わせた心地よい音色が響きます。指先の発達と音感教育が同時にできるだけでなく、「くるまー!」と言いながら室内を引っ張り回ることで、歩行の練習にもなります。男の子に特に人気が高い商品です。
第10位:アガツマ アンパンマン よくばりビジーカー
トップ10の最後を飾るのは、アンパンマンの顔がトレードマークの手押し車「よくばりビジーカー」。つかまり立ちから歩行への移行期に最適な多機能型の知育玩具です。
つかまり立ち時は座面に腰掛けて遊べるアクティビティパネル、歩き始めたらなんと足けり乗用として使える2ウェイタイプ。ハンドルを持って一歩一歩前に進む感覚は、歩行の自立をしっかりサポートしてくれます。人気キャラとの触れ合いも、知育の大きな励みになりますね。
TOP10のおもちゃについて
これらはどれも、1歳児の五感と思考力、言語能力を刺激する工夫が詰まった知育玩具ばかり。お子さんの興味に合わせて選んであげてくださいね。知的好奇心をくすぐるアイテムに出会えたら、きっと遊びの幅がぐんと広がるはずです。
次は、もう少し月齢を細かく分けて、それぞれの時期に合った知育玩具の選び方をお話ししていきたいと思います。お子さんの成長に合わせて、知育も柔軟にアレンジしていきましょう!
知育玩具って対象が1歳でも本当に多くて迷ってしまいますよね。今回のTOP10を購入の参考にしてみてください。
また、どうしても迷ってしまう人にはおもちゃのサブスクがおすすめです。ぜひ確認してみてください!
月齢別!1歳児の発達と遊び方
1歳児は、月齢によって発達のスピードが大きく違います。そこで、3ヶ月ごとに区切って、それぞれの時期の発達の特徴と、ぴったりの知育玩具をご紹介します。我が子の今に合った知育のヒントが見つかるかもしれませんよ。
1歳0ヶ月~1歳3ヶ月の発達の特徴と知育玩具
1歳0ヶ月~3ヶ月頃は、つかまり立ちが安定し、伝い歩きを始める子が多い時期。指先もだいぶ器用になるので、ブロックなどで遊ぶのがおすすめです。
この時期は、音の出る玩具や手押し車を使った「歩行の練習」がポイント。体を支えるバランス感覚と、前に進む力を養うことで、一人歩きへの足がかりになります。
おすすめの知育玩具は、アンパンマンの手押し車「よくばりビジーカー」や、木のおもちゃ「シロフォンカー」など。「あんよ、がんばるぞー!」と背中を押してあげながら、楽しく歩行練習をしてあげてくださいね。
1歳4ヶ月~1歳6ヶ月の発達の特徴と知育玩具
1歳4ヶ月~6ヶ月頃になると、多くの子が一人歩きを始めます。歩幅が広がり、つま先立ちになることも。言葉の理解もぐんと深まるので、「ボールちょうだい」などの簡単な指示が通じるようになります。
この時期の知育は、「体を動かす遊び」と「言葉がけ」の2本立てがおすすめ。手押し車や大型遊具で全身運動を促すのと同時に、絵本の読み聞かせを始めるのに最適な時期でもあります。
おすすめの知育玩具は、ジムワールドのような大型遊具や、バイリンガルの絵本読み聞かせグッズなど。「がんばったねー!」と体の動きを言葉で称えてあげることで、意欲と言語力が一層育まれていきます。
1歳7ヶ月~1歳9ヶ月の発達の特徴と知育玩具
1歳7ヶ月~9ヶ月頃は、歩行が完全に自立し、走れるようになる子も。言葉の理解が深まるので、「リンゴはどれ?」などの質問に答えられたり、「ありがとう」などの言葉を発したりするように。
この頃は、想像力を働かせる「ごっこ遊び」がおすすめ。ぬいぐるみやお人形、ミニカーなどを使って、いろいろなシチュエーションを想像しながら遊ぶことで、イマジネーション豊かな子に育ちます。
おすすめの知育玩具は、ごっこ遊び向きのおままごとセットや人形、ミニカーなど。「〇〇ちゃん、車乗ってどこ行くの?」など、ストーリー性のある言葉がけをするとより楽しめます。ママやパパも一緒に遊ぶことで、会話力がぐんと伸びる時期ですよ。
1歳10ヶ月~2歳0ヶ月の発達の特徴と知育玩具
1歳10ヶ月~2歳0ヶ月頃は、体も言葉も、めきめき成長を遂げる時期。二語文が話せるようになったり、簡単なお手伝いができるようになったりと、どんどんできることが増えていきます。
知育玩具も、子どもの想像力を最大限に生かせるものがおすすめ。ブロックや積み木、粘土、クレヨンなど、自由な発想で様々なものを生み出せるオープンエンドのおもちゃを用意してあげましょう。
おすすめの知育玩具は、カラフルなブロックや粘土、お絵かきセットなど。「これ何作ったの?」「すごいね!」と、でき上がった作品をしっかり褒めてあげることが、創造意欲をさらに高めるコツです。自分なりの表現を存分に楽しめる遊びで、心もどんどん育っていきます。
1歳でも成長がとても早いので、タイミング別でおすすめを紹介しました。こどもの成長にあわせて知育玩具を選んでみましょう!
ジャンル別!1歳向けのおすすめ知育玩具10選
1歳児の知育玩具は、大きく分けて以下の5つのジャンルに分類できます。
- ブロック・パズル系
- 音の出る知育玩具
- 言葉・数・図形を学ぶ知育玩具
- 五感を刺激する知育玩具
- 大型遊具・ライドオン系
それぞれのジャンルごとに、おすすめのアイテムを詳しくご紹介していきますね。
ブロック・パズル系の知育玩具
ブロック・パズルは、1歳児の積む・組み合わせるといった動作の発達を促す知育玩具の定番中の定番。中でもおすすめなのが、ボーネルンドの「ファニーブロックス」です。
色鮮やかな木製のブロックは、サイズも形も様々。丸や三角、四角などのユニークな形が、子どもの創造力をぐんと刺激します。「これ、なんの形に見える?」と想像力を働かせて遊ぶのも面白いですよ。
組み合わせ方のアイデアが尽きることのない発展性の高さが、長く遊べるポイント。1歳~2歳になると、自分なりのストーリーを考えながら、ごっこ遊びの世界観を作り上げるようになります。
音の出る知育玩具
音の出る玩具は、聴覚への刺激はもちろん、リズム感の育成にもつながる知育アイテム。おすすめは、「マイ・ファースト・オーケストラ」です。
大小様々な楽器のボタンを押すと、その楽器の音色を奏でながら光るしかけになっています。お気に入りの楽器を見つけては「コレ、ならしてー!」と夢中になって遊ぶ姿が微笑ましいですね。
楽器の名前やオーケストラの基礎知識なども、遊びの中で自然と身につきます。大人がいっしょに音を楽しむことで、情操面の発達も期待できるでしょう。音楽が好きな子に育ってほしいなら、ぜひ取り入れたい知育玩具です。
言葉・数・図形を学ぶ知育玩具
言葉や数、図形など、就学に向けた基礎学習の土台を作る知育玩具も、1歳後半から取り入れていきたいですね。おすすめは、「くもん出版 やさしいワークシリーズ」。
ひらがなの書き方、数の数え方、図形の形など、学習の基本が遊びながら学べるワークブックです。シールを貼ったり、なぞり書きしたり、工夫を凝らしたページ構成で飽きずに取り組めます。「できた!」という達成感も味わえるのが嬉しいポイント。
もちろん、1歳児には「勉強」は必要ありません。あくまで遊びの延長として、好きな時に好きなだけ触れさせるのがポイントです。子どもの自発的な興味を大切にしながら、準備期間を過ごしていきましょう。
五感を刺激する知育玩具
赤ちゃんの脳は、五感を通して刺激を受け取ることで発達していきます。とりわけ触覚は、脳への刺激が大きいと言われています。そこでおすすめなのが、歯がため兼用の「タッチアンドフィール」シリーズ。
絵本のようなタッチ&フィールは、ページごとに手触りの違う素材が貼りつけてあるのが特徴。ふわふわ、ざらざら、つるつるなど、感触の違いを楽しみながら触れる、まさに触覚を刺激する知育絵本です。
絵本を読み聞かせしながら、「ほら、○○みたいだね」などと、触った感触を言葉にしてあげるのがポイント。心地いい手触りに夢中になる赤ちゃんの表情は、とってもキュートですよ。指先から感じ取った心地よさは、情緒面の安定にもつながるはず。
大型遊具・ライドオン系の知育玩具
1歳児は、体を動かす遊びが大好き。体全体を使った全身運動は、身体能力はもちろん、ストレス発散にも効果的です。室内でもしっかり体を動かせる、大型遊具がおすすめ。
たとえば、ボーネルンドの「キンダースライド」は、すべり台と階段がセットになった室内用の遊具。すべるスピード感を楽しむだけでなく、階段を上るステップアップの練習にもなります。
また、足けりができるタイプの「ライドオン」も1歳後半におすすめ。乗って、漕いで、方向を変えて…と、運動能力の向上とともに、バランス感覚や空間認知力も養われます。外遊びが難しい日も、家の中で思い切り体を動かせると人気の知育玩具です。
以上、ジャンルごとのおすすめ知育玩具をご紹介しました。1歳児の興味関心に合わせてチョイスしてみてくださいね。「おもちゃ選び」も、子育ての重要なお仕事のひとつだと思います。
一番はこどもが興味を示してくれるか?楽しめているか?を考えましょう。いろいろ知育玩具を試してみて、こどもと一緒に楽しみましょう!
1歳児の知育玩具選び 専門家のアドバイス
ここまで、発達段階に合わせたおもちゃ選びのコツをお伝えしてきましたが、ここからは専門家の意見も交えながら、より掘り下げてお話ししていきたいと思います。
発達心理の専門家に聞く、1歳に合った知育玩具の選び方
発達心理の専門化によると、1歳児に与える知育玩具は「子どもが主体的に遊べるもの」を選ぶことが大切だそうです。
「この時期は、五感を使って『見る』『触れる』『音を聞く』といった体験から学ぶことがとても多い。だからこそ、子ども自身が興味を持って手に取れる玩具が適しています」
また、「一つのおもちゃを長期間使える」という点も重視すべきだと言います。子どもの成長は十人十色。同じ月齢でも、興味や理解度は異なります。発展性のあるおもちゃなら、それぞれの成長度に合わせて無理なく遊べるのです。
子ども主体で、かつ長く遊べる奥行きのある玩具が理想的というわけですね。ブロックや大型遊具など、アレンジ次第で様々な遊び方ができるアイテムは、1歳児にこそふさわしい「知育」と言えそうです。
小児科医が勧める、安全性の高い知育玩具の見分け方
知育玩具選びでは「安全性」もゆずれません。おもちゃによる事故を未然に防ぐためのポイントを、小児科医の先生に伺いました。
まず大切なのは、おもちゃの対象年齢をしっかり確認すること。特に1歳までは、口に入れても安全なサイズ・素材かどうかを必ずチェックしてください。
また、「ST」「CE」などの安全基準マークの有無も重要だそうです。欧州の安全基準をクリアしたマークなので、信頼できる目安になります。メーカーのサイトなどで情報を確認してから選ぶのが賢明ですね。
1歳児は何でも口に入れがちなので、トイハウスなどの玩具専門店で相談するのもおすすめ。おもちゃのプロならではの視点で、我が子に合った安全な知育玩具をリコメンドしてくれるはずです。
1歳児の成長と発達を促す おもちゃ以外の日常の関わり方
1歳児の知育は、おもちゃだけに頼るものではありません。むしろ、日常のふとした瞬間が、かけがえのない「学びの機会」と言えるでしょう。最後に、おもちゃ以外の関わり方について、3つのポイントをお伝えします。
親子のコミュニケーションを大切に!絵本の読み聞かせやスキンシップ
生活の中にある身の回りのものを使ったあそび
公園や自然の中で体を動かす遊び
親子のコミュニケーションを大切に!絵本の読み聞かせやスキンシップを
1歳児との何よりの知育は、愛情たっぷりのコミュニケーション。スキンシップを交えた語りかけは、心の発達に欠かせません。抱っこやおんぶ、ギュッと抱きしめることで、赤ちゃんは「愛されている」と感じ、人への信頼感が育まれるのです。
また、絵本の読み聞かせも、言葉の発達を促す素敵な時間。身近な物の名前を教えるだけでなく、絵本の世界に想像力を膨らませる体験は、感性を豊かに育てます。ぜひ、スキンシップたっぷりに、楽しく読み聞かせしてあげてくださいね。
生活の中にある身の回りのものを使ったあそび
知育というと特別なことと考えがちですが、生活の中にこそ学びのタネが隠れています。身の回りにあるものを使った「ごっこ遊び」は、とても優れた知育あそび。フライパンでお料理ごっこ、お人形のお世話ごっこ、お店屋さんごっこなど、道具を使ったり人の役割を演じたりする体験は、社会性やコミュニケーション力を高めてくれます。
また、お片付けの習慣づけも、大切な「生活学習」のひとつ。おもちゃを定位置に戻す、食事の食器を下げるなど、ちょっとしたお手伝いを習慣にすることで、自立心と協調性が自然に身についていきます。
公園や自然の中で体を動かす遊び
知育の基本は、健康な身体づくりと言っても過言ではありません。1歳児は特に、外遊びで思い切り体を動かすことが大切。公園や自然の中で、ダイナミックに遊ぶことで体力がつき、脳への刺激も倍増します。
砂場遊びやボール遊び、葉っぱや木の実拾いなど、自然の中の「不定形な遊び」は想像力を豊かに育ててくれるもの。「見つける・触れる・感じる」といった能動的な体験を通して、子どもの「生きる力」の土台が作られていくのです。
以上、専門家のアドバイスを交えつつ、1歳児の知育について考えてきました。大切なのは、子ども自身が「面白い!」「不思議!」と感じる体験を、できるだけたくさん用意してあげること。
知的好奇心を存分に発揮できる環境づくりこそが、知育の第一歩だと思います。おもちゃも、日々の関わりも、楽しく遊ぶ中にこそ学びがある。そんな視点を大切に、子育てを楽しんでいきたいですね。
まとめ |あなたの愛情が、1歳児の可能性を広げる
乳幼児期の子育ては、時に戸惑うこともあるかもしれません。でも、一番大切なのは「あなた自身が我が子とどう向き合うか」ということ。あなたの愛情こそが、1歳児の可能性を最大限に広げるカギとなるのです。
知育玩具は、子どもの知的好奇心に寄り添うきっかけ。でも、おもちゃで遊ぶ時間よりも、あなたと一緒に過ごす時間の方がずっと多いはず。だからこそ、スキンシップを大切に、笑顔で寄り添うことが何より大切。
ブロックで遊ぶ時も、絵本を読む時も、公園で遊ぶ時も。「楽しいね!」「すごいね!」と共感し、子どもの発見に心から喜んであげてください。あなたが感じる喜びが、子どもの「もっと知りたい」気持ちを育むのです。
1歳児の可能性は無限大。好奇心の芽を大切に育んで、子どものペースに合わせて見守ってあげましょう。あなたの愛情が、1歳児の世界をぐんと広げてくれるはずです。
よくある質問
Q1: 1歳児におすすめの知育玩具を選ぶ際のポイントは何ですか?
A1: 1歳児に知育玩具を選ぶ際は、以下の5つがポイントです。
- 機能・目的がシンプルで、子供が直感的に遊べるもの
- 子供の興味・関心に合ったもの
- 積む、はめる、音が鳴るなど複数の遊び方ができるもの
- 触覚や聴覚など五感を刺激するもの
- 天然素材を使うなど、安全性の高いもの
月齢にもよりますが、この5点をおさえて選ぶとよいでしょう。
Q2: 1歳児向けの知育玩具の選び方を、月齢別に教えてください。
A2: 月齢に合わせた知育玩具選びのポイントは以下の通りです。
- 1歳0ヶ月~3ヶ月:音の出る玩具や手押し車で「歩行の練習」を。
- 1歳4ヶ月~6ヶ月:手押し車や大型遊具で全身運動、絵本の読み聞かせを。
- 1歳7ヶ月~9ヶ月:ぬいぐるみ等でごっこ遊び。ストーリー性のある言葉がけを添えて。
- 1歳10ヶ月~2歳0ヶ月:ブロックや粘土など創造性を育む遊び。できた作品をたくさんほめて。
Q4: 1歳児が長く遊べる知育玩具の選び方はありますか?
A4: 飽きずに長く遊べる1歳児向け知育玩具は、以下の3点を意識して選ぶとよいでしょう。
- 遊び方のバリエーションが広がるもの(積み木、ブロック、砂場セットなど)
- 成長に合わせて遊び方が発展するもの(ロディなどの乗用玩具など)
- 想像力を養うごっこ遊びができるもの(ぬいぐるみ、ミニカー、お人形など)
Q5: 知育玩具以外で、1歳児の発達を促す関わり方はありますか?
A5: もちろんあります。1歳児の成長発達には、以下のような日常的な関わりがとても大切。
- ・抱っこ・おんぶなどのスキンシップで情緒面を育む
- ・絵本の読み聞かせで想像力・言語力を育てる
- ・身の回りのものを使った「ごっこ遊び」で社会性を身につける
- ・お片付けの習慣づけで自立心・協調性を養う
- ・外遊びで体力をつけ、能動的な体験を増やす
愛情たっぷりに寄り添い、子どもの発見を一緒に喜ぶ。それが何より重要な知育と言えるでしょう。
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